After all, if I would wrap it up, I am trying to find the fine distance between my life and my crafts.
If that ever makes sense.
After like 10+ years of making music, it still sounds messy and all over the place. But that's more or less how I feel
inside most of the times.
I hope you enjoy this collection of songs, as much as I enjoy my life, which is not that demanding.
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EPを発表したときに、上記の文章を書いた。
要は自分の生活の中からしかモノは生まれないとして(少なくともその方法しか知らないので)、完全に実生活を反映する曲を作るわけでもなく、音楽的な気持ちよさみたいなものも追求するなかで、そのバランスをどうしようと思っていた。最終的な作品にしても、生活と制作にしても。
その後、しばらく制作やそのほかの活動が一切できない期間が続いたので、特に何かするでもなくEPをリリースしてから時間が経ってしまった。
ありがたいことに、色々な反応をいただけたり、Spotifyのプレイリストに入って取り上げていただいたりと、嬉しいことがあるにはあったのだけど、自分が追いついていけなかった感じがあった。
それが理由というわけではないのだけど、どうしてもやりたいことがあり、つい一週間ほど前に仕事を辞めた。
少しずつ自分の時間が戻ってきて、やりたいことそれはそれとして、これからどうしようかと思いつつ、ぼんやり曲を作ったりしている中で、遅ばせながら対訳を作ることでEPの振り返りをしようと思った。
まあ、訳自体は前からあったのだけれども。
ちょっと修正したり、なんだったり。
思うに自分は人生があんまり得意じゃないのかも、とか考えていますが、それはそれなのです。
01 This Is Not My Language
This is not my language
My mind has not aged much
Like how I speak in my mother's tongue
Sink myself in the sea of doubt
これは自分の言語じゃない
母国語で喋るときのようには
心はそれほど成熟せず
疑念の海に沈む
Splitting into two outputs
So that I don't freak out
When I'm in my uniform
To show them where I'm from
2種類の出口を作って
制服を着て
自分がどこから来たのかを明らかにするときに
おかしくならないよう
Nothing behind the veil I swear
I can see discomfort in your eyes
覆いの裏にはなにもないと誓うよ
君の目に不快感が見える
You sat in front of me
And looked at my face
Shouted "what the hell are you doing here?"
あなたは目の前に座って
僕の顔を見て
「ここでいったい何しているんだ」と叫んだ
No word came out of my mouth
As this is not my language
又はまるで動かず
これは自分の言語じゃないから
Nothing behind the veil I swear
If that means anything
Nothing is covered there I swear
If that ever means anything
I can see discomfort in your eyes
Nothing behind the veil I swear
覆いの裏にはなにもないと誓うよ
もしそれがなにかになるのなら
隠されてなんかいないと誓う
もしそれがなにかになるというのなら
君の目に不快感が見える
覆いの裏にはなにもないと誓うよ
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色々あって、英語を喋って生活していた時期が数年ある。
とはいえ帰国子女でもなんでもなく後付けで英語を習得したので、自分の思考回路というか、考えの搬出口がふたつある気がしている。
それは日本に帰ってきてから特に強く思うことで、日本語で生活するのだけど、頭で自分のことを思考する時は英語だったり。
そういう気分と、第二言語として英語を話す生活をしていた時の記憶を混ぜた曲。
02 Forever and Ever
“As days go by, things will get better and better”, you said
Floating on the water until my dream dies
「ときが経てば、ものごとは良くなるよ」そう君は言った
夢が死ぬまで、水をたゆたう
A bright white light and a shiny black room I’ll see myself there
What if I share the same
But I know it’s not about it after all
白く明るい光と、輝く黒い部屋
そこで自らと出会う
共通の何かがあったなら
でもそうじゃないって、わかっているから
Two sides collide and get mixed up
Where’s the exit?
End up being in the middle of this fine dichotomy
Forever and ever
I watch you down into the big pool and melt with the other end
This sadness never fails to let me face my enemy
Forever and ever
両側が衝突して混ざり合う
出口はどこだ
素敵な二項対立の真ん中に行き止まって
永遠に
あなたが大きいプールに落ちていって
向こう側と溶け合うのを見ている
この悲しみはいつだって己の敵と引き合わせる
永遠に
“So days went by, things just got worse than ever”, I said ‘cause
It’s hard to justify my own place and stories
「ときは経ったが、状況は悪くなる一方だ」僕は言った
なぜなら 僕の立場や物語を正当化するのは難しいし
I’m still sitting on a seat for a spectator and
What if I share the same
But I know exactly what it takes to be there
いまだに僕は観客席に座ったままで
共通の何かがあったなら
でも何が本当に必要か、よくわかっているから
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5年前とかに作った曲のリメイク。
ずっと心の中にある感覚の話をしていて、自分は世界のどこにいるんだろう、ということを具体的な出来事を通して歌っている、つもりではある。
といっても、パーソナルな出来事をもとにしているので、聞いた人は一体なんの話だ、と思うだろうなあ。でも説明するには野暮すぎるしなあ、という感じ。
曲調だけでいえば、非常に個人的なJohnny Foreignerリスペクト。
最後のクライマックスは特に。
03 Melt Away (feat rico:amje)
For now, set aside all the little details
It is what it is and nothing else
If I could turn around
I've seen this like two years ago
I must have lost the key to my house
細かいことは、今は全部置いておくとしよう
それはそれ、そうでしかなくて
もし、振り返ったら
2年前くらい前に同じものを見た
家の鍵をどこかに無くしたみたい
Well, you're like it's never on the page before
Fair, I am presenting like it's half as good as it used to be, so who's to care?
そうして、きみは記録にまるで残ってないみたいに
まあでも、僕も昔に比べて全然良くないって
言い張るから、どうしようもないね
Take it all the way with you until you hit the end roll of it
Skim through all the names of it to look for a vacancy
Maybe it's a part of it, and that's something I've been missing
Guard your place, we're after it
At least I think I have to be
エンドロールを迎えるまで、最後まで抱えて行け
載っている名前をざっと見て、空きを探す
それも物事の一部かもしれなくて
自分が欠いている部分かも
居場所を守れよ、僕らはそこを狙っているから
そうしないといけないって思っているから
And I sat beside the small shining panel
It is what it is and nothing else
I won't look around for sure
These extension parts are occupying my life
I must have lost the key to my head
そうして光るパネルの横に座って
それはそれ そうでしかなくて
周りをキョロキョロなんてしないから
拡張機器が僕の人生を占領している
頭の鍵を無くしちゃったみたいだ
この夜も明けそうにないけど
朝がさして好きということもなくて 困るな
Morning seems not coming any time soon
Not that I like it and it bugs me
どうして⼼にもないことを
そうしてどこにも⾏けない思いを留めて
Why would I say things I don’t want to?
And I lock them up and keep just to myself
If there's the other side / 嘘も何もないような星の
I shouldn't say otherwise / 他に声も聞かれない街で
もし向こう側があるとして / On the planet where there is no lie and such
もしかしたらなんて言うべきじゃなく / In the town where you cannot hear other voices
I melt away
I melt away alone
溶けていく
独りで溶けていく
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日英を混ぜたかった曲。
最初の曲とも関係があるのだけれど、自分が歌う限り英語意外でやる意味もあんまりないなと考えていたので、日本語は他の人に歌ってほしいと思っていた。
その時期に聞いていた曲で歌っていたricoさんの歌を聞いて、これだと思って快諾いただいた。素敵。
こういう歌詞を書くことは多々あるのだけれど、自分の生活を漠然と書いた、としか説明が難しい。
要素だけ説明するなら、夜に独りで「この先どうするかなあ」とか考えながら無駄にネットサーフィンをするような感覚なのだけど、全体にどうという主題がない。主題の不在が主題というか。
強迫的な世界にいるとわからなくなるけど、人生往々にして主題がないことの方が多いのではという気がするし、それでいいのだと思えるようになると良いなと思っている。
04 I Might As Well Swim
If it's my kindness that ties us
I'm just worthless if I can't calm you down
I guess you sort of deserve it if leaving would leading to your fall
You'd end up hugging till I'm dead
優しさが僕らを結ぶなら
君を落ち着かせることが
出来ない僕に価値はなくて
離れることが崩壊に繋がるのなら
君にはその資格があるとして
死ぬまで抱えるはめに
I was worried about what's to come
I'll do better than anyone around me is
not what I wanted to hear
Don't try to find yourself through my eyes
Inside there's a void as you've always told me
来たるべきことを危惧して
周りより上手くやるよなんて
そんな言葉が聞きたかったわけじゃない
僕の目に君を探そうとするのはやめて
そこにあるのは空虚さだけ
いつも君がそういうように
So carry on
Tell me to stay calm
So that you
You can lose your mind
さあ続けよう
落ち着けと言って
そうして君が
取り乱せるように
Chain smoke the same thoughts
Till it hide my blue sky
It's not so dark out there
Mix of different kinds of grey
同じ考えを吸い続けて
⻘い空が隠れるまで
外はまだそれほど暗くなくて
違う種類の灰色たちが混ざり合う
So carry on
Tell me to stay calm
So that you
You can lose your mind
さあ続けよう
落ち着けと言って
そうして君が
取り乱せるように
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自分で作ることは珍しい、対人関係の曲。
なんというか、よくわからないと言われることが多いのだけど、自分ではそうでもないと思っている。
これまた珍しく、中身を読めば内容が伝わるような気がする。
作曲的な話としては、ギターを弾いていたら勝手にできたし、メロディーと歌詞も一緒にできたように記憶している。そういう意味でも珍しい、ストレートなやつ。
05 Hatch
And you slip your shackles off right in front of me
Your beautiful hatch
僕の目の前で足枷を脱ぎ捨てて
美しい羽化
2cm left and 0.6 scores less than getting a sick leave
Landscape is sliding fast behind my head
in the express to the white boxes
残り2cm、病欠になるには0.6度足りず
白い箱に向かう急行列車の中で
僕の頭の後ろを景色が流れる
And I think of caring about myself
In my bed, when I have to wake up 4 hours later
My dead eyes floating on the surface of whatever
To keep my head filled up
Nothing really matters
そうして自分を心遣うことを考える
ベッドの中、4時間後には起きなくては
死んだ目で何かしらの表面を見て
頭をいっぱいにする
結局はなんだって
A pity, bottomless, and nerve wrecking cycle down to the numbness
I said I don’t hate it
But it could have been just more human, or untied
悲惨で、底が無く、神経を抉る渦を 無感情になるまで
嫌いじゃないよって僕は言うけど
もう少し人間味を、もしくは綻びて
And we haven’t seen each other for a while now
Who’s left behind
お互い会わないまましばらくが経ち
置いていかれたのは誰だ
Out of ten times I said I’m fucked up
I really meant that every time and that is devastating
When would you want me to give in to
what’s right in your mind
Sometimes it’s just easy to
もう終わりだって何回も言うけど
毎回ほんとにそう思うし、最悪だよ
君が心の中で正しいと思う何かに
いつ屈服したらいいのか
いっそもうなんなら
I cannot say I don’t hate it
But it could have been just more human, or untied
嫌いじゃないなんて言えない
もう少し人間味を、もしくは綻びて
Landscape is sliding
My face is melting into what’s behind the train window
And this again
Watching me from the bird’s eye view
and said to myself
景色が流れる
車窓の向こうに自分の顔が溶け込んで
またこれか
自分を俯瞰して
独り言
“I could’ve done it better, or worse”
“もう少し上手くやれた、もしくはさらにどうしようもなかった”
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仕事で出張に行くことが多くて、月の半分は住んでいる東京じゃないところにいた。
月の半分は大袈裟かもしれないけど、感覚的にはそんな感じだった。
仕事自体は全然嫌いでなかったし、貴重な時間だったと思う。
ただそれとは別に、このまま歳を重ねていって良いのかな、と思うことも多かった。
人生に岐路があるとして、ここで働き続けるかどうかは、そういう岐路のひとつだったように思う。
という曲。
06 I Walk
Compressed time span
Thoughts not meditated on
Not enough days spent on
A broken brake handle
Circling back down
The steep slope slowly
圧縮された時間
熟考に欠ける思い
日数が足りていない
壊れたブレーキ
回転して戻り落ちる
急な坂をゆっくりと
Never reaching the tail end
最後尾には永遠にたどり着かず
It won't accumulate
Leave it half open
Until it gets rusty
Always need polishing
Before the heat kicks in again
And eventually burn it all down
積み重なりはしない
半開きにしたままで
錆びてしまうまで
常に手入れが必要
再び熱が入って
最後にすべて焼き尽くすまで
Burn it all down for good
跡形も残らず
I walk
I walk faster than I should do
I walk
I walk faster than I should do
僕は歩く
必要以上の速度で
僕は歩く
必要以上の速度で
And wave my fear away
My fear of losing my sight
I walk
I walk
And I wave with my hands my fear away
そうして恐怖を振り払う
前が見えなくなる恐怖を
僕は歩く
僕は歩く
そうして自分の手で恐怖を振り払う
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最後に少し明るい曲を作って終わりにしたいと思って、後から作った曲。
ちょっと感じが違うのはそのせいかもしれない。
焦燥感という名前をつけるのは楽なのだけど、実際に体感する身としてはそんな三文字で言い表されても...というくらいの色々が頭の中に混在するわけで。
その中でもとりあえず、それが良いことなのかはともかく、歩くということをするわけです。